おとのね

年下夫とアラサーの日常

ブライダルフェアのあの空気感よね

どもども。

人生初の食あたりから完全復活、ふじおとです。

結構時間かかった。。。

 

 

今日は久しぶりに式場の担当者から電話がかかってきて、何かお困りのことはありませんか?と。

コロナ直前の秋〜冬、まさかこんなことになるとは夢にも思っていない私たちは結婚へ向けて本格始動。

事前に資料を請求しまくり、全っ然ピンときていない夫に何件かの候補を見せ、とにかく3カ所は回ろうと決め、相変わらず腰の重い夫を引き連れてフェアへ行く。

(あれだけド緊張しながらうちの両親に「娘さんをください」的なド定番な挨拶したくせにピンときてないってなに)

 

1件目は地元でも有名な式場。

映画に出てきそうなそれはそれはご立派な大聖堂の挙式場があり、披露宴会場もタイプ別・キャパ別に3つ。

めちゃくちゃ綺麗だし、ヴァージンロード長距離だし、ザ・結婚式場!!という感じで有名なだけあって文句なし、気分もいいだろうな〜というのが感想。

一通り全部周り、お待ちかねの見積もりタイム。

わかってはいたけど、ね、うん。ね。

それにしたって大幅に予算オーバー。

夫と顔を見合わせて謎の頷き合戦。

はいはいはいはい、まぁまぁまぁ、そうですよね、大体こんなもんですよね〜的な余裕っぷりを見せ、長い沈黙のあとここで先攻・ふじおと。

 

「とりあえず持ち帰ってじっくり検討します」

ふぅ・・・名ゼリフが決まったぜ・・・

 

と、一息ついたのも束の間。

その言葉を待ってましたとばかりに、後攻・担当者様。

 

「もし今日決めていただけるなら、もう少し勉強させていただきます」

 

はいきたーーーーー!もちろん想定内の攻撃。

どういう仕組みでそんなに割引できるの?という別の見積もりを武器に攻めてくる。

なんでしょうね、あの最初に見た金額から少しでも安くなると”あれ?安いじゃ〜ん”という感覚に陥るあの感じ。

ここでまた夫と顔を見合わせて頷き合戦。

あーー、そうなりますぅ?そこまでいきますかぁ〜の顔をしながら、「それでもまだこれから他の会場も回る予定なので一旦検討させていただきます」と今度はあなたがビシっとキメてよ!と必死に目で訴える。

 

もう完全に思考停止しているであろう、ただただ首を縦に振っている夫。

張り子のトラかよ……

空気を察したのか担当者が席を外してくれたタイミングですかさず、かの有名な船場吉兆のおかみばりに耳打ちをかます

その後、なんとも言えない夫の迷演技で切り抜け、丁寧に挨拶をしてその日は会場をあとにしました。

(のちにこの会場とはちょっとした一悶着があり、また詳しくは別で書きます)

 

 

分かってはいたけど、あと2回はこの見積もりタイムの空気感を味わうのかと思うと一瞬めんど…と口に出そうになったのを飲み込んで、ここから約1ヶ月かけて式場決定へと進んでいくのです。。。

でも大事なお金のこと、ない袖は振れないし、無理をしてこの先ビンボーまっしぐらも考えもの。

心を鬼にして、はっきりとお断りするのは悪いことではない!

あの時の自分たちにこれを助言できたらもめずに済んだのにな…。

 

そして、時はコロナ禍へ。

あれから約1年4ヶ月。

絶賛、数々の岐路に立たされて決断を迫られている我が家です。